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天慈のしず久について
天慈のしず久 β-1.3-1.6グルカン
【ブドウ糖が多数つながってできているグルカン】
ブドウ糖が多数つながってできているグルカンブドウ糖や果糖のような糖質を構成している最小の単位を単糖と呼びます。糖質は、この単糖が列車のようにつながってできています。そして、つながっている単糖の数によって、単糖、二糖、オリゴ糖、多糖に分類されます。 砂糖や乳糖が二つつながった二糖、単糖が3〜10個くらいつながったものがオリゴ糖、10個以上つながったものを多糖と呼びますが、多いものは数千個、数万個つながったものもあります。マンナンやデンプンなどは多糖です。 一般に、単糖や二糖は甘みがあり、多くつながるにつれて甘みがなくなり、粘性が増して消化しにくくなります。 車両に客車や貨物車両があるように、単糖にもブドウ糖、果糖などいくつかの種類があります。この中で、ブドウ糖1種類だけがつながってできている多糖を総称して、「グルカン」と呼ぶのです。デンプンやセルロースなどがよく知られています。
【α-グルカンとβ-グルカン】
ブドウ糖の分子は、6個の炭素(原子記号C)を骨格にしていて、それらの炭素に水素や酸素が結合してできています。ブドウ糖の骨格をなす炭素の中のひとつは、隣のブドウ糖と結合できる手が一本ついています。この手の向きが下向きのものがアルファ型ブドウ糖、一方上向きのものがベータ型ブドウ糖です。
(右図参照)

α型ブドウ糖が下向きの手で隣のブドウ糖と結合することをα結合、βがたブドウ糖が上向きの手で隣のブドウ糖と結合することをβ結合といいます。ブドウ糖だけが多数つながったグルカンの中でも、α型ブドウ糖がα結合でつながった多糖類をαグルカン、β型ブドウ糖がβ結合してつながった多糖類をβ-グルカンと呼んで分類しています。同じグルカンですが、α-グルカンとβ-グルカンではこのように立体的構造は大きく異なっているのです。 デンプンなどグルカンの大多数はα-グルカンで、免疫活性などの特性はありません。少数派のβ-グルカンの中でも、免疫賦活などの高い生理活性を示すのはごく一部に限られています。
(参考文献:藤井昇・池脇信直共著「β-グルカンの力」)
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